22。花(4/7/2007)

きょうは、また少し雪がちらつく日だった。郵便局に行ったあと、ボルダー川の方にむかって歩いていたら、ファーマースマーケットのテントがいくつか見えた。このマーケットは、手作りのお野菜や、果物や、その他いろいろなステキなものが、売られているところだ。いつもは、たくさんの人々で大賑わいのマーケットも、きょうは、歩いている人がほんの数人だけで、本当にさみしそうだった。私は、マーケットにいくつもりは、まったくなかったのだが、なぜかふと足がそちらの方にむいてしまい、ブラッと歩いていった。すると目の前にお花を売っているテントがあったので、花好きの私は、なんとなくひかれてそのテントにいってみた。テントの中の二人の女性が、私に挨拶をしたので、私も笑顔になって挨拶をかえした。 花をみたら、寒さでちじこまっていて、あまり元気がなく、うつむき加減にみえた。一人の女性が、“きょうはスペシャルをしていますよ。どれか花束を一つ買うと、もう一つおまけにします”と言った。“こんなお天気では大変ですね”と、私は言いながら花を見た。正直いって、花は元気なさそうだったが、その女性達がかわいそうになり、その上おまけをすると言うので、買う気になってしまった。実をいえば、今朝、花のことを考えた瞬間があったので、きっとその気持ちが私をここに呼び寄せたのだろうと、ふと気がついた。そこにあった花の全部をみてまわってから、きれいな赤みがかったピンク色の花束を一つ買うことにした。(名前をきくのを忘れたが)そして、ゆりの花束をゆびさして、“あれも大丈夫ですか”と聞いたら、“これは今ちょっと凍っていますが、大丈夫かもしれません”と言いながら、女性の一人が私に、そのゆりのでっかい花束を無料でプレゼントしてくれた。ふたつの花束をかかえて、私はすごく幸せな気分になった。

家にもどってきて、さっそくいくつかの花瓶に花を飾った。この花のおかげで、家中のエネルギーが、急にとても明るくなった。ふしぎなものだ。花瓶にさして、2-3時間したら、なんとあの凍っているといわれたゆりの花が、みごとに花開き、私はその美しさに見とれて、ますますうれしくなった。本当にきれいだ!

今外は雪がさんさんと降り、また銀世界にかわっている。私はそばにかざったきれいな花をみながら、幸せ気分にひたっている。神様ありがとう。